オイル希釈率測定用質量分析計
FuelSense
オイル希釈率の測定に
FuelSenseはIMR-MSを基板とし、オイル希釈率の測定に特化した質量分析計です。エンジンオイルに混合された燃料は、エンジンオイルの潤滑特性に大きな影響を及ぼし、エンジン部品の摩擦や摩耗を引き起こします。エンジンオイル中の燃料成分の質量分率が増加すると、オイルの粘度が低下します。これにより、摩擦は減りますが摩耗が増える可能性があります。特に過渡的エンジン運転のためには、時間分解オイル希釈プロファイルを得るためにリアルタイム測定が必須です。 FuelSenseはLubeSamplerと組み合わせて、オイル希釈率をオンラインで測定することができます。
製品仕様
| モデル | FuelSense |
|---|---|
| テクノロジー | IMR-MS |
| 質量範囲 | 7 - 519 amu |
| 分解能 | < 1 amu |
| 分析時間 | >= 1 msec/amu |
| 測定範囲1 | 104 |
| 応答時間1 | T90 < 20 msec |
| 低濃度検出限界1 | 0.2% oil dilution |
| ドリフト濃度 | < ± 5% (24 h) |
| 再現性 | < ± 3% |
| 精度 | < ± 2% |
| 温度範囲 | 20°C - 35°C |
| 湿度 | 最大 80% （結露なきこと） |
| ガス消費2 | 30 – 150 mL/min |
| ガスインレット温度 | 50°C - 190°C （調整可） |
| ガスインレット圧力2 | 0.75– 2 bar(a) |
| 電源 | 230V/50Hz または 115V/60Hz 800 W |
| 寸法 (WxHxD) | 534 x 806 x 639 mm |
| 重量 | 87 kg |
1 測定する成分や機器設定によって異なります。
2 ガスインレットシステムの種類によって異なります。
＊外観・仕様は予告なく変更することがありますので、予めご了承ください。