GC用イオン移動度分光計 スタンドアローンモジュール
IMS
G.A.S.社のGC用イオン移動度分光計(IMS)は、既存のGCに接続可能なスタンドアローンモジュールです。 GCにIMS を検出器とすることで、より高感度で選択的なヘッドスペース分析を実現します。
Agilent GC 6890/7890B, Shimadzu GC-2010 Plus の検出器として2次元情報を。
GC用イオン移動度分光計 IMS は、Agilent GC 6890/7890B, Shimdezu GC-2010 Plus に接続可能です。 ドリフト電圧の極性の切り替えにより、硫黄化合物、ハロゲン化合物、アミンなど広範囲にわたる化合物の検出が可能です。 食品・飲料やその原料のフレーバー成分に関連する複雑なヘッドスペース分析、官能パネルによる品質検査での異臭検出をサポートします。
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IMS の主な特徴
- 優れた感度(ppbv~)
- 保持時間にドリフト時間を加えた2次元による分離向上(強度を含めて3次元情報)
- 硫黄化合物(H2S、COS、DMS、メルカプタン)またはハロゲン化炭化水素(塩化メチレン、クロロホルムなど)を低ppbレベルで検出
- アルデヒド、ケトン、アルコール、シロキサン、カルボン酸、芳香族化合物、エステル、エーテル、テルペン、イソシアネート等の広範囲の化合物測定が可能
- 規制対象とならないイオン源を使用 (*EU directive 96/29 EURATOM )
- ユーテリティは窒素(99.999%)のみ