官能評価ソフトウェア | FIZZ


FIZZ by BIOSYSTEMES

官能評価や消費者試験の機能、効率を大幅にアップ!

FIZZソフトウェアは、官能評価や消費者試験のデザイン、実施、解析に必要なすべてのツールをひとつにまとめた官能評価プログラムの完成されたソリューションです。 官能評価の手法に基づき、実験計画やデータ解析手法が自動的に選択され、試験担当者の支援とともにタスクの効率化をはかります。

FIZZは、食品、非食品を扱う民間企業のほか、マーケティング会社、受託試験機関、研究機関など世界約60か国において幅広いクライアントを有し、 1,000を超えるライセンスが利用されています。パワフルさと柔軟さを兼ね備えたFIZZは、世界、業界を跨る多種多様なニーズに対応することができます。

FIZZは、ひとつのライセンスで試験の準備、パネルの管理、結果の解析などを同時に複数のワークステーションから行うことが認められています。 また、複数ライセンスを所有することで、異なるサイトでの試験を同時に行うことができ、それらのデータをひとつのデータベースで共有することも可能です。


試験のデザイン

評価画面(または用紙)は、試験の目的、手法によって自由にデザインできます。

  • 記述分析やヘドニックプロファイル:線尺度、Just About Right (JAR)、7または9段階評点、ラベルドマグニチュードスケール (LMS)等の選択可能
  • 多肢選択式質問 、自由記述式質問
  • 識別テスト、順位法
  • ソーティング、ナッピング®
  • 時間強度(Time-Intensity)、Temporal dominance of Sensations (TDS)法

データ収集

FIZZのすべてのプログラムは、補完的でかつ整合性があります。 多くの要素ファイルと結果ファイルの構造は一貫しており、FIZZ Network、FIZZ Web、FIZZ Portable間では試験を定義するファイルは、完全に同一です。


FIZZ Network

ネットワーク環境が整えられた官能評価ブースや消費者試験施設向けのプログラムです。 データはオンラインで収集されるため、即座にその結果を解析できるだけでなく、 パネリストにリアルタイムでフィードバックすることもでき、トレーニングフェーズにも有用です。


FIZZ Web

インターネットアクセスがある環境であれば、どこでも試験が可能です。準備したファイルをWebサーバーにアップロードすると、 FIZZ Webは評価者に招待メールを送ります。評価者は、そのリンクをクリックするだけで評価画面が開き、すぐに回答を始めることができます。


FIZZ Forms

FIZZプログラムでデザインした評価用紙を印刷し、場所、パネル規模を問わずどこでも試験を行うことができます。 識別テストや記述分析法などほとんどの主要な方法に対応しています(TI法やTDS法のような時間変化に伴う手法は除く)。


FIZZ Portable

ネットワーク接続がない施設においても、あらかじめFIZZでデザインした試験ファイルを電子メールやUSBメモリなどで評価者、 パネルリーダー、インタビューア等に送ることで、生産現場、リモートサイト、モールや自宅のPC(オフライン)を使ってデータ収集が行えます。


データ解析

FIZZのすべてのプログラムに標準で搭載されている解析モジュールFIZZ Calculationsは、 使用された官能評価手法に応じた様々な解析および出力機能を提供します。

  • 記述統計
  • パネルパーフォーマンスグラフ(再現性、識別力)
  • ヒストグラム(カイ二乗検定、コルモゴロフ-スミルノフ検定)
  • 箱ひげ図
  • スチューデントの t検定
  • 分散分析(ANOVA)と多重比較
  • 交互作用グラフ
  • ノンパラメトリック検定
  • 主成分分析(PCA)とHorizontal PCA
  • 判別分析、クラスター解析
  • (内的、外的)プリファレンスマッピング
  • 識別テストのαリスク(タイプⅠエラー)とβリスク(タイプⅡエラー)
  • 時間強度やTDSデータのフィルタリングとグラフ化
  • 統計結果とグラフのレポート出力(RTFフォーマット)
  • 外部データのインポート

データベース

FIZZ Databaseは、パネル(専門パネル、消費者パネルを含む)と試験製品の情報、およびセッションの結果を保存した統合データベースであり、 長期間にわたる官能評価データの管理に便利です。また、新しい官能評価のスケジュールやパネルの選択、 試験への招待機能も伴います。クエリツールを用いることで、以前の結果を簡単に呼び出し、次のような項目を抽出することができます。

  • パネリストの参加実績
  • サンプルの評価履歴
  • パネリストのパフォーマンス
  • 製品の発展

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